世耕氏復党巡り意向調査 自民党和歌山県連

自民党和歌山県連は21日、世耕弘成衆院議員(和歌山2区)の復党願について、同日午前の拡大役員会でアンケートを行ったことを、午後の県連大会で報告した。結果は石田真敏会長が取りまとめ、党本部に報告する。
県連大会後に報道陣の取材に応じた石田会長、山本大地幹事長によると、アンケートは拡大役員会に出席した約100人を対象に、世耕氏の復党について「賛成」「容認」「反対」「時期尚早」「党本部に一任」の五つの選択肢と自由記述で意向を尋ねた。
復党の可否を判断する党本部からは県連に対し、復党について賛否どのような意見があるか、丁寧に確認した上での報告を求められているとし、石田会長は、アンケートを集計した上で、代表役員会での協議が再度必要かなどを判断し、党本部に県連の意見として提出する。
世耕氏は、党派閥の政治資金パーティー収入の裏金問題を受けて2024年4月に離党。同年10月の衆院選和歌山2区では、自民の公認候補がいる中で出馬し、保守分裂選挙を大差で制して当選した。関係修復に向け県連と世耕氏はことし1月、友好関係を尊重するなどとした確認書を交わし、県連は2月の衆院選で世耕氏に対抗馬を立てなかった。世耕氏は5月に復党願を提出している。
石田会長は「確認書の記載事項がおおむね履行されたと認識している」とし、「県政、県連の在り方として、一つになっていくことが一番大事だ」と述べた。
県連大会では、8月の和歌山市長選の推薦願を出していた県連所属議員2人について、優劣をつけがたいなどとして推薦を見送ること、市長選と同時に行われる市議補選に3人を公認することなどが報告された。


