寄りそう心で支えよう 社明運動がスタート

法務省が主唱する「第76回社会を明るくする運動」の強調月間(7月)の初日となる1日、県と和歌山市の同運動推進委員会は和歌山市美園町のJR和歌山駅前街頭啓発活動を実施。駅利用者らに犯罪や非行を防ぎ、更生保護への理解を呼びかけた。
同委員会や保護司、更生保護女性会員、BBS会員、保護観察所職員、県・市職員ら30以上の団体約200人に加え、薬物乱用防止のキャラクター「ダメ。ゼッタイ。君」や、和歌山刑務所イメージキャラクター「わかピー」らも参加し、駅利用者にポケットティッシュやボールペンなどの啓発グッズを配った。
その後、同駅地下のわかちか広場で、2004年から「社会を明るくする大使」として同運動の啓発活動に取り組む落語家・桂枝曾丸さんが犬塚康司副市長に、高市早苗首相からのメッセージを伝達した。
日本の保護司制度は世界的にも高く評価されているが、その活動はまだ十分に知られていないといい、同運動では今回から「『保護司』をはじめとする更生保護ボランティアを広く知ってもらおう」を統一テーマに掲げ、その役割を広く知ってもらい、犯罪のない明るい社会づくりにつなげたいとしている。
枝曾丸さんは「失敗や過ちだけを見るだけでなく、その人のいいところにも目を向けて寄り添うことが大切。見る角度を変えたら、今まで気付かなかった良さが見えてくることがある。本人が前向きな言葉を口にできるようになるまで寄り添い続けられる、余裕のある地域であってほしい。皆さんと一緒に、この運動を和歌山から広げていきたい」と意気込みを語った。
また、ことしも枝曾丸隊長率いる社明キャラバン隊が出動。6日には市制20周年を迎えた岩出市で出発式がある他、22日には白浜町のアドベンチャーワールドでぺンギンたちとコラボする広報イベントも行われ、幅広い世代に更生保護活動を呼びかけるという。


