Uターン支援へ協業 和歌山新報社とシナジーマーケティング

締結書を手に津村社長㊧と奥平社長
締結書を手に津村社長㊧と奥平社長

㈱和歌山新報社(和歌山市福町、津村周社長)は29日、企業マーケティングなどを行うシナジーマーケティング㈱(大阪市北区、奥平博史社長)と、県内からの若年層流出抑制・Uターン促進や、地域企業のデジタル変革(DX)支援に向けた協業パートナー契約を締結した。

シナジーマーケティングが展開するプラットフォームサービス「ファボタウン」を活用し、両社の信用力とIT・DX技術を融合させ、地域経済の活性化と持続可能な地域社会を目指す。

ファボタウンは、シナジーマーケティングが運営する、ふるさとと地元をつなぐファンメディア。県外へ転出した和歌山市の若者を対象に、地元の名産品などを無料で届ける「ふるさと便」の事業などを行っている。

シナジーマーケティングは、企業のマーケティング支援を手がけており「人と企業が、惹かれ合う世の中へ」をビジョンに掲げ、IT時代における技術活用格差を埋めることで地域に貢献する。

和歌山新報社は地域での信用力やネットワーク、情報発信力を活用し、ファボタウンに関するパートナーシップや協賛企業開拓の代理店業務を担う。

シナジーマーケティングは、自社の技術やデジタル活用のノウハウを提供し、地域企業が直面するマーケティング課題やDXの遅れに対する教育・導入支援を行う。

和歌山新報社で行われた締結式で、奥平社長は「一緒に地域を盛り上げていくことが実現できれば喜ばしい」と話し、津村社長は「地域が豊かになるきっかけづくりが一緒にできれば」と話した。両社はファボタウンを通じて、若者の将来的な和歌山へのUターンや地域のにぎわい創出を目指す。