和歌山市に特定小型原付 グラフィットが寄贈

尾花市長㊧に目録を手渡した鳴海代表取締役
尾花市長㊧に目録を手渡した鳴海代表取締役

電動バイクを製造・販売するglafit㈱(グラフィット、和歌山市梅原)は18日、特定小型原動機付自転車「glafitバイクNFR―01 Lite」3台を同市に寄贈した。

ことし2月、環境省が推進する「脱炭素先行地域」に同市が選ばれたことから、省エネに関する市の取り組みを応援したいと同社が寄贈を申し出た。

寄贈されたバイクは、運転に免許が不要で近距離移動向け。最高時速20㌔で法改正に対応し、モードを切り替えると時速6㌔で歩道を走行できる。折り畳んで持ち運びが可能。ペダルをこぐ必要がないため、体力の無い人や高齢者、インバウンド(訪日外国人客)など、さまざまな用途での使用が期待される。

同社は2019年、市の協力を得て同バイクの初期モデルの実証実験を行った。その際、内閣官房へ尾花正啓市長が連名で申請し、同社によると、実証実験は23年7月の道路交通法改正の骨子に寄与しているという。

尾花市長㊨にグラフィットに乗ってみせる鳴海代表取締役
尾花市長㊨にグラフィットに乗ってみせる鳴海代表取締役

同日、市役所で感謝状の贈呈式が行われ、尾花市長の要望で同社の鳴海禎造代表取締役CEOが同バイクに乗って登場。鳴海代表取締役は「市の尽力のおかげで社会実装が実現した。ゼロカーボンの取り組みに向け、微力ながら協力したい」と話し、尾花市長は「市内の移動がいろんな世代で可能になり、まちの振興につながる」と感謝を伝えた。

市では現在、グラフィット5台を所有し、和歌山城など市内3カ所で活用している。今回贈られた3台は庁舎の公用車として使われる。