ネパールの復興応援 17日わかちか広場等でイベント

イベントをPRする(左から)前田さん、瀬戸谷さん、中嶋さん
イベントをPRする(左から)前田さん、瀬戸谷さん、中嶋さん

ネパール水害復興支援チャリティと地域多文化共生、市民防災を呼びかけるイベント「COCO NEPAL FESTIVAL 2026」が17日、和歌山市美園町のJR和歌山駅西口前地下の「わかちか広場」で開かれる。

同市で地域多文化交流活動を行う市民団体「Global Community COCO」(瀬戸谷智絵代表)が主催。和歌山コンピュータビジネス専門学校で留学生の指導にあたる瀬戸谷さんは、卒業生家族の地域での孤立防止などを目的にことし2月に同団体を設立し、これまでに英語での季節のイベントを行ってきた。団体名の「COCO」は、「ここ和歌山が世界の中心」という思いで、名付けた。「変わっていく世界を肌で感じられる、寺子屋のような場所をつくりたい」と瀬戸谷さん。今回もイベントを計画していたが、今夏のネパールでの水害を受けて卒業生たちと相談し、支援イベントに切り替えた。

会場では本場スパイスカレーやヒマラヤンコーヒーが楽しめる他、ネパールの伝統的な雑貨の販売、伝統舞踊の披露もある。男声合唱団「和歌山メンネルコール」による合唱や「きいちゃんの災害避難ゲーム」などさまざまな催しも行われる。午前11時から午後4時まで。

また同日、同市手平の和歌山ビック愛8階の県国際交流センターラウンジでは、和歌山青年海外協力協会会長の中嶋悦子さんが実行委員を務める「NEPAL DAY in wakayama」(午後1~4時)も開催。元JICA青年海外協力隊員の中嶋さんは「被害を受けた現地や県内在住者に寄り添い、思いを一つにしたい」と話す。当日は留学生によるネパールの紹介の他、米粉ドーナツ「セルロティ」とネパールミルクティー「チヤ」を味わい交流を楽しむ。参加費1500円。

また、ネパールの女性たちが作る伝統織物(くちばし織)のバッグなどの布製品や、ヒマラヤンコーヒーの製造・販売支援に取り組んでいる「あかつきプロジェクト」代表の前田八重さんによる雑貨も両会場で販売される。前田さんは「ネパールの現状を知ってもらい、環境問題など自分のこととして考えてもらえるきっかけになれば」と話している。

イベントの収益や寄付金は日本赤十字社を通じて被災地へ贈られる。瀬戸谷さんは「パスポートいらずの小さな世界旅行気分でネパールに親しみを持ち、気軽に足を運んでほしい」と呼びかけている。問い合わせは瀬戸谷さん(℡080・9743・5864)。

県国際交流センターでのイベントは申し込みが必要。希望者はわかやまNPOセンターのイベントから申し込む。詳細は和歌山青年海外協力協会にメール(woca.wakayama@gmail.com)または同センター(℡073・435・5241)。