はだしでかけっこも 本町公園でフェス大盛況

「感覚と言葉の魔法で、子どもの『やってみたい』を育む一日!」をテーマにした体験型イベント「わかやまはだしフェス」が3日、和歌山市北桶屋町の本町公園で開かれ、多くの子どもたちがはだしになって元気いっぱいに体を動かした。
子育て支援を行うNPO法人ホッピングが主催。年の離れたきょうだいが一緒に遊べる機会が少ないという課題意識や、スタッフの「芝生の上をはだしで走ったら楽しいのでは」という発想から企画した。運動の得意・不得意にかかわらず、誰もが自由に体を動かす楽しさを味わえる場にしてもらおうと開いた。
約250世帯・800人の申し込みがあり、赤ちゃんから小学生までの子どもたちと保護者が参加。会場は大盛況となった。公園内のパブリックドームに設けられた赤ちゃん・乳幼児ゾーンでは足形アートや遊びが行われ、芝生ゾーンでは、はだしになった子どもたちが元気いっぱいに駆け回り、一本歯下駄やリトミックなどさまざまな体験ブースもあった。肯定的な声かけでやる気を引き出す「ペップトーク」を取り入れた会場は、失敗を責めず応援し合う温かな雰囲気に包まれていた。
ゲストとして、日本ベアフット・ランニング協会理事長の吉野剛さん、有田市出身の陸上短距離選手・九鬼巧さんら各分野のプロフェッショナルが登場。吉野さんは「現在の靴は機能が非常に良くなり過ぎている一面がある。子どもの足本来の成長を考える上で、はだしで動く体験がそのきっかけになれば」と期待を寄せた。また、同公園でかけっこスクール「91academy」を開いている九鬼さんは「きょうだいがそろって伸び伸びと運動できる機会は貴重。たくさんの人がはだしで動く光景はとても新鮮」と話した。
準備体操を終えると共に子どもたちはゲストとかけっこやしっぽ取りゲーム、綱引きをし、元気いっぱいに体を動かして楽しんでいた。
同スクールに参加しているという貫名素生ちゃん(6)「どろんこになったけどいつも履いている靴と違って、はだしで走ると土が冷たくてすごく気持ち良かった。綱引きも一生懸命頑張ったよ」とにっこり。
同NPOの貫名茜理事長は「子どもたちだけでなく保護者の方々も一緒になって心から楽しんでいる姿を見て、まさに私たちが思い描いていた通りのすてきな光景が広がった。とてもうれしい。皆さんの笑顔が見られて本当に良かった」と笑顔で話していた。


