ハンコレス推進 和市多くの手続きで押印廃止へ
和歌山市は4月1日、市民・事業者向けの510種類の手続きで押印を廃止する。行政手続きの簡素化、業務の効率化を目指す見直しの一環で、すでに廃止した890種類と合わせて1400種類の手続きで〝ハンコレス〟が実現する。
市によると、今回押印を廃止するのは、こども医療費受給資格の認定や受給資格証の交付、生活保護、障害者の補装具費助成金の各申請書などの手続き。
従来、市民・事業者向けで押印を必要とする手続きは5749種類あり、今回の廃止後も、残る4349種類のうち1707種類については、廃止の方向で検討を進める。
各種許可書や請求書、契約書などは、本人確認や偽造防止などの観点から、引き続き押印を要するとしている。