県内ランナー178人 4月9日~聖火リレー

東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は29日、4月9、10日に行われる和歌山県内の聖火リレーのランナー173人を発表した。さらに5人が追加になる予定で、県内14市町を178人が走る。

1日目は新宮市のみはらし台をスタートし、和歌山市の和歌山マリーナシティに至る9区間で実施。1964年東京五輪の体操男子金メダリスト・早田卓次さんが新宮市、俳優の小西博之さんが田辺市で登場する。

2日目は和歌山市の和歌山城前をスタートし、岩出市の旧県議会議事堂前、紀の川市の近畿大学生物理工学部前などを通り、橋本市運動公園までの6区間で行う。主なランナーでは、2012年ロンドン五輪体操男子団体銀メダリスト・田中和仁さんや㈱島精機製作所の島三博社長が和歌山市を、歌手の坂本冬美さんが橋本市を走る。

沿道に観客が密集し、新型コロナウイルスの感染リスクが高まるのを防ぐため、各ランナーが走行する具体的な区間は直前まで公表しない。

大会組織委や県の実行委は、大会組織委ホームページなどで行うライブ配信を利用するよう呼び掛けている。

聖火リレーに伴う交通規制を知らせる看板(和歌山市)

聖火リレーに伴う交通規制を知らせる看板(和歌山市)