子どもに音楽教育 小さな歌声倶楽部が発足

新型コロナウイルスの影響により困難になっている子どもたちの文化芸術体験の機会を創出し、持続的な活動につなげようと、「和歌山小さなこどもの歌声倶楽部」(岩橋延直会長)が発足し、5月に開講する。

文化庁の2021年度「地域文化倶楽部(仮称)創設支援事業」の採択を受け、3歳から小学3年生までを対象に、大切な幼少期に情操を育む音楽教育を行う。開催地域は和歌山市(年間10回)、湯浅町(同5回)、みなべ町(同)。

講師は、同市を拠点に国際的に活躍している「和歌山児童合唱団」の指導者を30年にわたり務める沼丸晴彦さん。ヨーロッパで実施され、音階を手で表す「ハンドサイン」などを使用し、楽しく音楽能力の向上を図るとともに、集中力や協調性などを身に付けることも目指している。

参加費無料。第1次の開講日は、5月8日(和歌山市民図書館)、22日(みなべ町生涯学習センター)、6月5日(わかちか広場)、26日(湯浅城)で、いずれも午前10時から1時間。

申し込みは同合唱団サイトなどで行う。5月1日締め切り。

問い合わせは沼丸さん(℡090・1481・7135、whjghn@gmail.com)。