感謝の思い花に託し ことしも5月は「母の月」
きょうは「母の日」。前日の8日、和歌山県内の多くの花屋では、普段より多くの花を仕入れたり、予約分のブーケを作ったりして、準備に追われていた。
昨年に引き続き、日本花き振興協議会は5月いっぱいを「母の月」とし、「母の日」の一日に集中しやすい店内の混雑や配送の集中を分散できるよう、呼び掛けている。
和歌山市新八百屋丁の花屋「GA―EN」でも、「母の月」に合わせて準備し、店舗内だけでなく、外も色とりどりの花で埋め尽くされている。
同店によると、近年は定番のカーネーションにこだわらない人が多く、鉢もの生花が圧倒的な人気という。生花の種類や色など、好みに合わせて選べるようバリエーション豊富に取りそろえている。
同店は、昨年同様コロナ禍で迎える「母の月」について、「何回もお母さんに感謝の気持ちを伝える人が増えてきているように感じます」といい、「お母さんの喜ぶ顔を見たいという思いや、日頃の感謝の気持ちをお花という形に代えるお手伝いをさせていただければ」と呼び掛けている。
問い合わせは同店(℡073・427・1887)。