ハスもうすぐ見頃 紀の川市の平池緑地公園
梅雨のシーズンが到来。平池緑地公園(和歌山県紀の川市貴志川町)の大賀ハスとベトナムハスの開花が待ち遠しい。昨年は大賀ハスが6月7日、ベトナムハスが6月9日に開花。ことしは6月初旬から中旬ごろの開花を予想している。
大賀ハスは約2000年前の種子から発芽。2007年に和歌山大賀ハス保存会と美浜町から道の駅「青洲の里」(同市西野山)に分根された。その後、青洲の里から10年に大賀ハス、15年にベトナムハスが分根された。
大賀ハスの開花期間は4、5日間と短い。つぼみは濃いピンク色で日を追うごとに花びらが白く変わるのが特徴で柔らかな優しい印象を与える。
ベトナムハスは大賀ハスと比べ、花は鮮やかな色合いで花びらの数が多い。大賀ハスよりは開花期間は長く9月ごろまで楽しめるという。
市都市計画課の担当者は「大賀ハスとベトナムハスの違いを感じてもらえたら」と話している。
恒例の「ベトナムハス大賀ハス観蓮会」は昨年に続きことしも中止となった。