子どもたちの安全守る 宮前地区で活動
和歌山市の宮前地区安全パトロール隊は、JR宮前駅前で通行人や自動車を誘導する活動に長年取り組んでいる。
同駅の近くには宮前小学校や同市立東和中学校があり、事業所や公共施設などもあるため朝夕は駅を利用する人や自動車で駅周辺が混雑する。
パトロール隊によると、約20年前から地元在住の高齢者を中心に活動。小学生が登下校する時間帯に駅前に立ち、自動車の通行状況などを確認しながら交通誘導を行っている。
この日は朝7時15分ごろから4人が参加。通行する子どもたちや会社員らに「いってらっしゃい」など温かい声を掛け、「車が来ているよ」と早く横断歩道を渡るよう促し、通勤や登校を見守った。メンバーは「宮前駅の周辺は交通量がすごく多い。いろんな方向から車が来る。子どもたちに無事に登下校してもらい、車ができるだけスムーズに通行できるよう取り組んでいる」と話している。