異文化を体験して YMCAでハロウィーン

海外の文化を体験してもらおうと、和歌山YMCA(和歌山市太田)は25~29日の1週間をハロウィーンウィークとし、連日「英語ハロウィーンパーティー」を開催。一般参加者らも募り、イギリス出身のロブ講師と、仮装やトリック・オア・トリートなどを楽しんだ。

和歌山YMCAでは、英語だけでなく異文化にもふれてもらいたいと、ハロウィーンが日本にまだそれほど浸透していない20年以上前から取り入れている。最終日の29日には、幼児~小学生の13人が参加。魔女やコウモリ、スパイダーマンなどのコスチュームで仮装した子どもたちが、ハロウィーンに関連する英語を学びながらダンスやゲームを楽しんだ。

ゲーム後は、施設内のいくつかの部屋を回り、扉をノックした後に「トリック・オア・トリート」と言い、お菓子をうれしそうに受け取っていた。警察官の衣装で参加した同市の小学2年生、石田莉菜さん(8)は、「ゲームが楽しかった」とにっこり。

同団体の語学教育事業の統括、小林奈都美さんは「子どもたちが大人になった時にも思い出として残っているような体験につながれば」と話した。

 

ハロウィーンの音楽に合わせてダンスする子どもたち