最低賃金引き上げへ 鉄鋼業28円百貨店18円

和歌山労働局(池田真澄局長)は、県内鉄鋼業の最低賃金(時給)を現行の949円から28円アップの977円、百貨店、総合スーパーの最低賃金(同)を現行の851円から18円アップの869円とすることを決定した。12月30日から適用されることとなる。

和歌山地方最低賃金審議会(冨山信彦会長)の答申を受けての決定。前回は新型コロナウイルスによる経済への深刻な影響を受け、いずれも1円の引き上げだったが、今回はコロナ禍以前の引き上げ幅に戻った。