駅長紅茶いかが ニタマがバレンタイン商品PR
2月14日のバレンタインデーに合わせて、和歌山電鐡㈱(和歌山市伊太祈曽、小嶋光信社長)は、ネコの3駅長のイラストをパッケージに採用した「駅長紅茶」(ティーバッグ10ケ入り、1080円)を発売。21日のお披露目会には、社長代理に就任したばかりの三毛猫の「ニタマ」が駆け付け、集まったファンに新商品をPRした。
和歌山電鐡は2012年からネコ駅長「たま」などをかたどったチョコレートを毎年販売していたが、コロナ禍の昨年は賞味期限が1年ほどある干菓子「駅長和にゃん盆」(和三盆9個入り、900円)を販売している。
ことしは、パッケージにハート型の気球に乗った「たま」、「ニタマ」、「よんたま」の3駅長を描いたバレンタイン仕様の紅茶を販売。岡山県高梁(たかはし)市の茶葉「やぶきた」を使用した「高梁紅茶」で、パッケージのデザインは「うめ星電車」を手掛けた、水戸岡鋭治さんが担当した。500缶限定。
「駅長 和にゃん盆」も今回デザインをリニューアル。パッケージと和三盆に、ネコの3駅長と21年12月にデビューした、たま電車ミュージアム号のイラストを採用した。
紀の川市貴志川町の貴志川線貴志駅でお披露目会にはニタマも出席。「にゃーん」と声を上げながら、堂々と初仕事を務めた。
大阪市の女性(57)は社長代理としてのニタマの仕事ぶりを「立派だった」と評価し、新商品については「パッケージがピンクでかわいらしい。紅茶も珍しくて良い」と笑顔で話していた。
商品は、伊太祈曽駅や貴志駅、たまカフェ、オンラインショップでも購入できる。