海南市議選きょう審判 深夜にも大勢判明へ
任期満了に伴う海南市議選(定数18)は、24日投開票が行われ、即日開票される。現職16人、元職1人、新人5人の計22人による7日間の選挙戦は有権者の審判を待つのみとなり、同日深夜にも大勢が判明する見通し。
候補の党派別内訳は、自民が現職1▽公明が現職2▽維新が現職1、新人1▽共産が現職3、新人1▽無所属が現職9、元職1、新人3。
前回、候補を2人に絞り上位当選を果たした公明は2議席の安定維持を目指す。共産は前回上位当選したベテラン議員が引退、後継者を擁立し4議席維持へ支持固めに懸命。維新は2議席維持に向けて奔走した。自民は1議席獲得を目指す。
コロナ禍での選挙戦に各陣営は苦戦しながらも、通行人の多い場所では街宣カーから降り、演説や辻立ちを実施。勇退や、前回選挙でトップ当選し県議選に鞍替えした議員の浮動票も多く、各陣営とも票の取り込みに奔走した。
投票日の天候によっては投票率の低下が懸念され、当落ラインにも影響が出そうだ。
市は職員らで投票所となる小学校体育館や公民館、集会所などに投票箱を設置。投票は市内47カ所で午前7時から午後7時(一部は6時)まで行われる。
開票は大野中の市総合体育館で午後8時15分から始まり、開票状況の1回目の発表は9時半、以降30分刻みで発表される。
3月1日現在の選挙人名簿登録者数は4万2561人(男1万9642人、女2万2919人)。
22日までに5423人が期日前投票を済ませている。