県民の良識の反映 IR否決で市民団体声明

和歌山県の「カジノを含む統合型リゾート(IR)」誘致計画の国への申請が県議会で否決されたことを受け、市民団体「ストップ!カジノ和歌山の会」は22日、声明を発表。「県民・市民の良識の反映であり、住民投票を求める運動や私たちが積み重ねてきた運動の成果と考えます」と歓迎した。

声明では「そもそも、県の将来を、カジノを含むIRというたった一つの施設に託すという、文字通り賭けのようなことはすべきではありません」とし、「IRカジノ誘致を行政の課題にするのは今回が最後とすることを強く求めます」と結んでいる。