クラスター5件 新規感染は減少の181人
和歌山県は6日、県内で新たに181人が新型コロナウイルスに感染し、前週の同じ金曜より61人減少したと発表した。新規クラスター(感染者集団)の認定は5件だった。
181人の保健所管内別内訳は、和歌山市75人、海南8人、岩出17人、橋本31人、湯浅18人、御坊6人、田辺19人、新宮4人、県外3人。
330例目のクラスターは和歌山市の高校で、同じ運動部の生徒6人が感染。331例目は海南管内の障害者支援施設で、陽性者は利用者7人と職員2人。332例目は新宮管内のグループホームで、入所者2人と職員4人の陽性が確認された。333例目は田辺管内の運動クラブで、所属選手6人が感染。334例目は御坊管内のこども園で、園児5人が感染した。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、県全体が前日より6・6人少ない117・6人で、7日連続の減少となった。
県内の感染者は累計3万6897人。入院者数は135人、重症者は県基準で5人、国基準の該当者はなく、肺炎患者は11人、ホテル療養を含む待機者は893人。新型コロナ用の病床数は8床を増やして614床とし、病床使用率は22・0%となった。