若者の「夢祭り」応援 明治安田が助成金
明治安田生命和歌山支社は、20代の若者らが中心になって企画する地域活性化イベント「紀州夢祭り」に、助成金26万円を贈った。
同社が実施する、地域課題の解決や活性化に向けて取り組む「地元の元気プロジェクト」の一環。同会への助成金贈呈は2019年に続き2回目。
贈呈式は、和歌山市六番丁の同支社で行われ、松尾洋支社長が「紀州夢祭りを支援する会」の藤田了代表に目録を手渡した。
松尾支社長は「地元を元気にするプロジェクトで貢献できれば」とあいさつし、藤田代表は「和歌山を変えたい、動かしたいという思いで活動している。これからも地元企業や団体と手をつなぎ、まちづくりに取り組んでいきたい」と述べた。
同会は「和歌山は“夢”を実現できる地域である」との理念の下、若手実業家らを中心に2012年に発足。これまでに地元企業による職業体験や県ゆかりのアーティストを招いたステージなどイベントを通して地元の魅力を発信してきた。3年ぶり8回目の開催となることしは「和歌祭四百年式年大祭」の一環として15日、和歌山城西の丸広場で開かれる予定。会場では、同支社が野菜の摂取充足度を測定する「ベジチェック」で健康増進を呼び掛ける他、県産食材を楽しめる飲食店ブースも並ぶ。