地元サッカーチームを応援 紀の国住宅

中学生を対象にした地元サッカークラブチーム「FC TRIGGER(トリガー)」を応援しようと、和歌山市餌差町の住宅メーカー紀の国住宅㈱が同チーム初のオフィシャルスポンサーに就任。同社の名前が入った新ユニフォームが完成し、12日に同社で関係者らにお披露目した。

完成したユニフォームは2種類。ブルー地にラインが入ったタイプと灰色地に白のドットをちりばめたもの。ともに正面中央に「KINOKUNI」と社名をデザイン。本年度入団した1年生が着用する。

両者は3月、スポンサー契約を締結。県立北高校出身でセレッソ大阪サッカースクールでの指導経験もある同チームの大國直人代表(37)の「地元で頑張っている子どもたちのために魅力あるサッカーチームを作りたい」という思いに同社の林裕介社長(42)が共感したことをきっかけに結ばれた。

同チームは2021年に設立。同市を拠点に中学1年~2年の54人が所属し、関西リーグで活躍できるチームを目指している。

この日、大國代表らが新しくできたユニフォーム2着を林社長らに贈呈。

林社長は「今後もできる限りのサポートをしていきたい」と話し、大國代表は「地元企業がスポンサーについてくれることは、子どもたちにとっても重要なことでありがたい」と感謝した。

ユニフォームは同社の住宅展示場などに展示する予定で、来場した家族連れらに同チームの周知を広く図っていきたいという。

2種類の新ユニフォームを手にする林社長㊨と大國代表

2種類の新ユニフォームを手にする林社長㊨と大國代表