良き手本となるよう 大新交通少年団に14人
和歌山市新大工町の市立大新小学校(山本恵子校長)で10日、本年度の大新交通少年団の入団式が行われ、6年生4人と5年生3人、4年生7人の計14人が団員に加わった。
同団は1981年に結成。団員は小学4~6年生の希望者が務め、下級生らの見本となるよう、勉強会などを通して交通のきまりやマナーを身に付けていく。
団長を務める神屋敷久美さんによると昨年度は、交通安全に関する図書を同校に寄贈した和歌山東地区交通安全母の会(和歌山市栗栖)にお礼の寄せ書きを贈るなどの活動も行ったという。
式には、大新地区連合自治会の古河英雄会長(80)や大新交番の警察官らも出席。赤いスカーフを首元に巻き、声を合わせて「ちかいのことば」を述べる新入団員らを激励した。
神屋敷さんは「心と体も鍛えて、コロナに負けない健康な体づくりと、交通ルールを守って大新小学校を盛り上げてください」と式辞。古河会長は「歴史と伝統のある団員の一員として、良き手本となるように頑張ってください」とエールを送った。
4年生の時にも団員を務めたという、6年生の岩橋歌奈(かな)さん(11)は「小学校最後の年に団員として、1年生の子たちに交通ルールを教えていきたい」と意気込んだ。