「七つ道具」準備整う 標旗や腕章を点検

22日公示、7月10日投開票の参院選を前に、和歌山県選挙管理委員会は16日、選挙運動用に候補者に交付する「七つ道具」の準備を済ませた。公示日前日の21日午後4時からは、和歌山選挙区の立候補届け出受け付け会場となる県庁北別館2階でリハーサルを行い、本番に備える。

候補者1人に交付される「七つ道具」は、街頭演説用標旗(1本)▽選挙運動員用腕章(11枚)▽乗車(船)用腕章(4枚)▽選挙運動用拡声機表示板(1枚)▽選挙運動用自動車(船舶)表示板(1枚)▽個人演説会用表示板(5枚)▽選挙事務所標札(1枚)――となっている。

県選管職員らは、「七つ道具」の種類や数などを入念に確認していた。

立候補の届け出受け付けは、22日午前8時半から午後5時まで行われる。

和歌山選挙区には、自民党現職の鶴保庸介氏(55)、共産党新人の前久氏(65)、NHK党新人の遠西愛美氏(37)、政治団体「参政党」新人の加藤充也氏(57)、政治団体「新党くにもり」新人の谷口尚大氏(42)の5人が立候補を表明している。

「七つ道具」を確認する県選管職員ら

「七つ道具」を確認する県選管職員ら