新規感染の増加続き361人 クラスター6件
和歌山県が11日に発表した県内の新型コロナウイルス新規感染者は361人で、前週の同じ月曜に比べて231人増え、前週比の増加は21日連続となった。新規クラスター(感染者集団)は岩出保健所管内の小学校など6件を認定。オミクロン株の変異系統「BA・5」の感染は新たに4人が確定し、計10人となった。
361人の保健所管内別内訳は、和歌山市164人、海南12人、岩出66人、橋本7人、湯浅8人、御坊39人、田辺32人、新宮29人、県外4人。
新規クラスターの場所と感染者数は、441例目が湯浅管内の障害者支援施設で12人、442例目が海南管内の通所リハビリテーション事業所で6人、443例目が和歌山市の介護老人保健施設で28人、444例目が岩出管内の小学校で14人、445例目も岩出管内の小学校で14人、446例目は田辺管内の官公庁で5人だった。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、県全体が前日比25・0人増の269・8人で、21日連続の増加。
県内の感染者は累計4万7885人。入院者数は231人、重症者は県基準で16人、国基準の該当者はなく、肺炎患者は25人。病床使用率は45・2%。自宅やホテルでの療養者は2020人。