終盤に悔しい失点 和北反撃及ばず敗れる

9日目【第1試合・2回戦】

和歌山北 0 1 0 0 0 0 2 0 1 4
耐久 0 2 3 0 0 0 0 3 × 8

〔和〕高瀬―山田、村上〔耐〕福本、山下、濱野―川合▽三塁打=山田(和)

 

和歌山北は2回表、二死2塁の好機で、8番井端の右翼前に落ちる適時打で1点を先制した。しかし直後の2回裏、一死1、2塁から遊ゴロの間に同点とされ、続く打者に左前適時打を浴び逆転を許した。3回裏にも、2本の適時打を浴び3点を奪われ、リードを広げられた。

4点差を追い掛ける和歌山北は、4回表に二死1、2塁の好機で再び井端に打順が回ってきたが三ゴロに打ち取られ、得点はならず。

7回表には、一死満塁の好機で3番村上が押し出しの四球を選び、さらに4番山田の左前適時打で2点差まで詰め寄ったが、8回裏に連打を浴び、再び5点差に突き放された。

最終回、一死2塁から山田が適時三塁打で1点をもぎ取ったが、反撃はここまでだった。

辻本仁嗣監督は先発の高瀬について、「配球で相手を焦らすことはできたが、8回二死2、3塁のピンチで球が真ん中に入ってしまった」と振り返り、昨秋に新調したユニフォームのカラーにふれ、「チームカラーは勇気の赤。ショートバウンドでボール球を振らせる勇気がほしかった」と話した。

 

最後の打者となった高瀬(和歌山北)