野上看護専門学校で入学式

 紀美野町小畑の国保野上厚生総合病院付属看護専門学校 (阿河良廣学校長) で3日、 入学式が行われ、 第6期生男女41人が看護師を目指して学校生活をスタートした。

 式ではスーツ姿の入学生が在校生の拍手に迎えられて入場。 阿河学校長から一人ずつ名前を呼ばれ、 入学生は元気よく 「はい!」 と答えた。

 阿河学校長は 「これから知識、 技術を学ぶだけではなく、 看護の道に欠かすことのできない優しさも養ってほしい」、 寺本光嘉町長は 「限られた3年間の中で、 命の尊さや人間愛あふれる感性豊かな看護師になってほしい」 とそれぞれエールを送った。

 在校生代表で3年生の松尾理子さん (20) が 「相手を思いやる気持ちを大切にし、 皆さんが理想とする看護師像を目指し、 素晴らしい学校生活を送ってください」と歓迎。 入学生を代表し、 島津春奈さん (18) は 「人との触れ合いを大切にし、 患者さんに信頼されるよう、 真摯 (しんし) な態度で日々精進していくことを誓います」 と決意を述べた。