障害者と家族招待 アドベンチャーワールド

和歌山県白浜町のテーマパーク「アドベンチャーワールド(AW)」は11月3日、障害のある子どもとその家族を貸切で招待する「ドリームデイ・アット・ザ・ズー2022」を開催する。9月15~25日に参加者を募集する。

1996年にオランダのロッテルダム動物園が小児がんの子どもとその家族を招待したことから始まり、世界40カ国以上で展開されている国際的なプログラム「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」の取り組み。

AWでは17年から実施し、20年はコロナ禍の影響で中止となったが、今回で5回目を迎える。AWの運営会社の㈱アワーズと、賛同する企業、団体、学校関係者らによる実行委員会が主催。昨年からは、従来の夜だけの開催から規模を広げ、園内を一日貸し切るスタイルとなっている。

対象は18歳以下の障害のある子どもとその家族で、1000組4000人を募集する。イルカ・クジラのパフォーマンス「マリンライブ『Smiles』」を観覧し、ケニア号に乗ってサファリワールドを巡る他、動物たちとのふれあい体験なども楽しむ。

申し込みは、ウェブ(15日午前10時~25日午後5時)または郵送(15~25日、当日消印有効)で受け付ける。ウェブの応募フォームはAWの公式SNSで15日に案内する。郵送は、公式サイトから応募用紙をダウンロードして記入し、ドリームデイ・アット・ザ・ズー実行委員会(〒649―2201白浜町2399アドベンチャーワールド内)宛てに送る。応募多数の場合は抽選。結果は10月6日までにメールかはがきで通知する。