「第九」合唱団員を募集 12月の演奏会向け
ことし初演から50周年を迎える和歌山県第九合唱団(山本光子団長)は、12月18日に和歌山市小松原通の県民文化会館で開く「初演50周年記念演奏会」に向けて新規団員を募集している。
同合唱団は、1972年に初めて「第九」の演奏会を開き、一般公募の市民らが、ベートーベン作曲の「交響曲第九番」を歌い継いできた。ことしは3年ぶりにフルオーケストラと歌う。
演奏会当日は、若手指揮者の登竜門「ブザンソン国際指揮者コンクール」で優勝し、札幌交響楽団指揮者などを務めた、垣内悠希さんがタクトを振り、管弦楽は京都市交響楽団が担当する。
団費は一般1万5000円、大学生以下7500円。家族で入団する場合は、2人目からファミリー団費として7500円。入団テストはなく、楽譜が読めなくても参加可能。
練習は毎週金曜と月1回、日曜と火曜に同市小人町のあいあいセンターで行う。それぞれ昼の部は午後1時半から3時半まで、夜の部は6時半から8時半まで。この他、第九を初めて歌う人の新人練習や集中練習も予定している。
申し込みと問い合わせは、和歌山音楽愛好会「フォルテ」事務局(℡073・422・4225)。