和歌山市内の公立小学校で始業式

 和歌山市の全ての公立小学校(53校)で9日、1学期の始業式が行われた。同市東坂ノ上丁の市立雄湊小学校(福田光男校長)では、 2~6年生169人が新学年として気持ちを新たにした。

 式では、福田校長がことしの学校目標に「考える子」「はたらく子」「共にのびる子」の3つを挙げ、「生き生きと輝き、心も体も鍛えてほしい」と呼び掛けた。各学級の担任が発表されると、児童はうれしそうな顔をしていた。

 式後、4年生の教室では真新しい教科書が配布され、松房真央(まなか)さん(9)は「割り算の筆算を習うので頑張りたい」とにっこり。昨年度縄跳びの前跳びが116回跳べるようになったという宮脇凛君(同)は「ことしは後ろ跳びを100回跳べるようになりたい」と意気込んでいた。