智弁は決勝に進出 秋の高校野球県2次予選
秋季近畿地区高校野球大会県2次予選の準決勝が8日、和歌山市毛見の県営紀三井寺公園野球場で行われ、第1試合では近大新宮が箕島に9―1で7回コールド勝ち。第2試合では智弁和歌山が海南に10―0で6回コールド勝ちを収めた。近畿大会出場を決めるとともに、それぞれ決勝進出となった。敗れた海南は箕島と3位決定戦で対戦し、近畿大会出場の残り1枠を争う。
【第1試合・準決勝】
箕島 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
近大新宮 | 1 | 0 | 2 | 4 | 1 | 1 | × | 9 |
(7回コールド)
〔箕〕岩本、丸山―澤〔近〕大槻―白井▽本塁打=大槻、白井(近)▽三塁打=森下、橋本(近)▽二塁打=杖村、山﨑(箕)
【第2試合・準決勝】
海南 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
智弁和歌山 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 | 2x | 10 |
(6回コールド)
〔海〕井戸本、小畑、池田―横山〔智〕清水―石橋▽本塁打=清水、中塚(智)▽二塁打=高桑(智)
智弁の先発は清水、海南が左サイドスローの井戸本で始まった試合は、4回に智弁の8番清水の右越え2点本塁打で先制。5回にも2番杉本から3番青山まで打者11人がつながり一挙に6得点を挙げるなど、6回コールド勝ちを収め、決勝に進んだ。
中谷仁監督は「自分たちの思うような戦いをさせてくれない中で、きょうは打線がつながってくれた」と評価。先発した清水は「コースを外してもゾーンで勝負できた」と振り返った。