社会福祉増進に貢献 県が142人8団体表彰

社会福祉の増進に寄与した個人・団体をたたえる2022年度「和歌山県社会福祉功労者表彰式」が3日、和歌山市小松原通の県民文化会館であり、知事感謝状が34人・3団体、県社会福祉協議会会長表彰が108人・5団体に贈られた。同協議会会長でもある仁坂吉伸知事は「地域福祉の推進に、より一層のご協力をお願いしたい」と受賞者を激励。受賞者を代表して西川富雄さんが「今回の受賞に心から感謝します。支えていただいた皆さんのご期待に沿えるよう精進していきます」とあいさつした。

福祉ボランティア功労団体に選ばれた有田市のボランティアサークル陽だまりの山下須美子代表(79)は「長いことボランティア活動してきて良かった。仲間に感謝」と喜びの表情。

社会福祉関係団体役員・職員功労者に選ばれた有田市障害児者父母の会の狗巻万喜子さん(65)は「コロナ前は年に1度食事や旅行に行き、会員が集まる機会があったが、3年開催できていない。心配のない環境でどうやって開催するかが今後の課題」と話していた。

仁坂知事から表彰状を受ける廣瀬朱美さん㊨

仁坂知事から表彰状を受ける廣瀬朱美さん㊨

受賞者を代表してあいさつする西川富雄さん㊨

受賞者を代表してあいさつする西川富雄さん㊨