路線バスでe‐TaxをPR 海南税務署

和歌山県海南市名高の海南税務署(花房揺一署長)は、インターネットを通じて税の申告ができる「e―Tax」を広く知ってもらおうと、17日まで、同市と紀美野町でバスを運行する大十バス㈱の路線バス5台に、マグネットシートを掲示し、国税のPR活動を行っている。

国税庁が実施する「税を考える週間」に合わせて活動。国税庁では、同庁ホームページ内に「くらしを支える税」をテーマとした特設ページを設けるなど、一年を通じ租税に関する啓発活動を行っている。

今回の取り組みには、海南納税協会(向山精二会長)、同協会海優会(石田侃会長)、海南納税貯蓄組合連合会(山名正一会長)が協力。

マグネットシートは縦42㌢、横70㌢の大きさで、バス側面の乗降口付近に貼られ、「国税の申告・納税は、ネットが便利!」などと記されている。

大十バスの畠山博充代表取締役は「乗り口のところなので見てもらいやすい、e―Taxのアピールになれば」と話し、花房署長は「e―Taxは確定申告など自宅からできて便利なのでぜひ利用してほしい」と呼び掛けている。

期間中は「税に関する習字」で、海南市長賞と紀美野町長賞を受けた作品もバス内に展示される。

(右から)畠山代表、石田会長、花房署長、山名会長

(右から)畠山代表、石田会長、花房署長、山名会長