誰かのため社会貢献 県民共済が献血協力
和歌山県民共済生活協同組合(和歌山市吉田)は、社会貢献活動として9日、献血に協力した。
同組合では毎年1回防災セミナーを開いていたが、新型コロナの影響で大勢の人が集まることができなくなり、昨年から献血活動に変えて実施。同組合の駐車場に、県赤十字血液センターの献血車1台を配車し、職員59人と、近くのオフィスに勤務する人、地域住民らも参加。400㍉㍑の献血に協力した。
理事で統括部長の宮本真孝さん(46)は「自分の血液が誰かのお役に立つと思うとうれしい」と笑顔。
加入促進部の吉本喜裕さん(36)は「多くの血液が必要とされている今、尊い命を守る活動は今後も継続して行っていきたい」と話した。