サッカーに親しんで アルテリーヴォ教室
和歌山市と特定非営利活動法人和歌山からJリーグチームをつくる会は21日、同市紀三井寺の紀三井寺公園球技場・補助競技場で、市内の小学生ら180人を対象にサッカー教室を開いた。
参加した子どもたちは、サッカークラブ・アルテリーヴォ和歌山の現役選手12人からサッカーの魅力と技術を学んだ。
サッカーを通じてトップレベルの選手とふれあい、スポーツに親しむきっかけをつくるとともに、チームワークの大切さを知ってもらうことを目的に、2007年から毎年行われている。21、22年は新型コロナ感染拡大の影響で中止。ことしは、3年ぶりの開催となった。
子どもたちは小久保裕也主将らからパス、シュート、ドリブルなどの技術指導を受けた。後半は、選手に交じってのミニゲームも行われた。
拡声器を片手に指導した小久保主将は、「子どもたちからたくさんの元気をもらった。僕らも子どもたちにパワーを与えられるようにしたい」と意気込んだ。
参加した直川小学校3年生の前田捺貴さん(9)は、「パス回しでは、密になり過ぎた。これからは、もっと広げて自分のスペースがつくれるように意識したい」と話していた。