買い物は地元店舗で　26日までＬＯＶＥ和歌山

和歌山市での買い物や交流を推進するイベント「ＬＯＶＥ和歌山４Ｄａｙｓ～地元で買ってお気に入りのお店をみつけよう～」が２３日にスタート。初日から地元の店が提供するお得な特典を使って、買い物や飲食を楽しむ人たちでにぎわった。２６日まで。

和歌山商工会議所青年部（和歌山ＹＥＧ、津村周会長）主催。地域との関わりを大切に、域内経済の好循環を目指す「LOCAL FIRST（ローカルファースト）」の取り組みの一環で、地元の店の良さを知り、消費につなげてもらおうと企画。市内を中心に約３００店舗が参加している。

期間中は、飲食や美容、印刷、整体院、塗装などさまざまな業種の参加店舗が、特別メニューや優待、景品などを用意。和歌山ＹＥＧ公式ホームページにある参加証を提示すると、飲食代割引やワンドリンクサービスなどイベント限定のお得な特典を受けることができる。

関連企画として、市役所北西角にある「シロキタキッチンパーク」では、地元飲食店がキッチンカーやブースを出店。初日は和歌山ＹＥＧメンバーが豚汁を無料で振る舞い、訪れた人が舌鼓を打った。

市内の３０代女性は「きょうは初めて訪れるレトロな喫茶店とおしゃれな紅茶屋に行く予定」と話し、「新しい店の発見もたくさんあった。おいしかったから、次は友人を誘って行ってみようかな」と笑顔。

イベントを企画・運営するローカルファースト委員会の的場勇太副委員長（３９）は「一人でも多くの人に新しいお店を見つけてもらうきっかけをつくり、地元経済の発展につなげていければ」と参加を呼び掛けている。

参加店舗とお得な特典は、和歌山ＹＥＧのイベント公式ホームページに掲載。キッチンシロキタパークでは、２５日は県産ハクサイシチューとミカンのミニフォカッチャ、２６日はもつ鍋の振る舞いが行われる（各１００食限定）。

にぎわうキッチンカーブース