83人が巣立ち IBW美容専門学校で卒業式

学校法人山本学園IBW美容専門学校(和歌山市南汀丁)の卒業式が7日、同市の和歌山城ホールで行われ、目標や夢に向かって勉学に励み、技術を磨いてきた83人が巣立ちを迎えた。

昼間課程は第81回、通信課程は第78回の卒業式となり、卒業生や教職員、在校生、保護者ら約250人が共に晴れの日を華やかに祝った。

式で山本文子校長が各課程の代表者らに卒業証書を授与。コロナ禍で多くの制限があったことにふれ、「社会に出た時にきっと『あの時だってできた』という、良い意味の糧(かて)となるはず。きょうの日を忘れずしっかりと歩いていってください」と激励した。

在校生を代表して大野亜唯里(あいり)さんが「IBWの伝統をしっかり引き継ぎ、悔いのない学校生活を送れるよう、一層頑張ります」と送辞。在校生からの贈り物として、卒業生らの思い出をまとめた動画が上映されると、会場には感動ですすり泣く卒業生の声や、ユニークな写真には笑い声がもれた。

卒業生を代表し、松本真優さんが「美容を通じてたくさんの人を笑顔に、そして幸せな気持ちにしていけるように頑張ります」と謝辞。

山本正治副校長は「卒業式は終わりじゃない。これから社会へ出ると初めてのことばかり。勇気を出して挑戦し、やり通してください。仲間として一緒に美容業界を盛り上げていってほしい」とエールを送った。

 

山本校長㊨から笑顔で卒業証書を受け取った