受験生に喜びの春到来　公立高校で合格発表

２０２３年度公立高校入試の合格発表が１７日午前１０時に和歌山県内の各校で行われ、合格した受験生らは笑顔の花を咲かせた。

普通科で倍率が１・２０倍と最も高かった県立向陽高校（和歌山市太田）では、正門と記念館の入り口２カ所に掲示板を設置。合格者の番号が掲示されると、自分の番号を見つけた受験生らが家族や友人らと喜び合ったり、掲示板の前で記念撮影したりして喜びを爆発させていた。

入試直前は毎日８時間ほど勉強に励んだという太田佳奈さん（１５）は「めっちゃうれしい」と満面の笑み。鉄羽祐也さん（１５）は「うれしくて足が震えている」と話し、友人の慈觀捷太（しょうた）さん（１５）と共に「楽しい高校生活にしたい」と新生活に胸を弾ませていた。

追募集の出願は２４日。学力検査、再学力検査は２８日、合格発表は３０日。

笑顔で記念撮影をする受験生たち