「七つ道具」準備整う 全国注目の国政決戦
衆院和歌山1区補欠選挙(4月11日告示、23日投開票)が近づき、県選挙管理委員会は27日、候補者に交付する選挙運動用物資、いわゆる「七つ道具」の準備を済ませた。
1区補選は、4月実施の衆参5選挙区補選の一つで、岸田政権への中間評価となり、全国的にも与野党の攻防が注目されている。統一地方選後半の和歌山市議選と同日の投開票となっている。
候補者1人に交付される「七つ道具」は、街頭演説用標旗(1本)▽選挙運動員用腕章(11枚)▽乗車(船)用腕章(4枚)▽選挙運動用拡声機表示板(1枚)▽選挙運動用自動車(船舶)表示板(1枚)▽個人演説会用表示板(5枚)▽選挙事務所標札(1枚)――。この他、候補者届け出政党に対して4種類の表示物が交付される。
1区補選には、自民党元職の門博文氏(57)、日本維新の会新人で前和歌山市議の林佑美氏(41)、共産党新人で党県常任委員の国重秀明氏(62)、政治家女子48党新人で党職員の山本貴平氏(48)が立候補を準備している。