和歌山北と青雲 2つの統合高校が開校

 県立和歌山北高校(和歌山市市小路)と和歌山西高校(同市西庄)が統合した和歌山北高校(田村登志樹校長)の開校・入学式が9日、 市民会館で行われた。 また、 10日には県立青陵高校と陵雲高校が統合してできた 「きのくに青雲高校」 (同市吹上、 上野幸浩校長)の開校・入学式が行われ、 両校の新たな歴史が幕を開けた。

 和歌山北高校
 式には新入生約440人が臨んだ。 田村校長が声高らかに開校を宣言し、 校章と校旗を出席者に披露した。
 併せて行われた入学式では、 田村校長が 「新たな学校の歴史は自分たちがつくっていく、 この気持ちで皆さんに高校生活を送ってほしいと思っています」 と激励。 新入生を代表してD組の池田優仁君が 「今まで先輩方が築いてこられた輝かしい歴史を受け継ぎ、 新たな学校の伝統をつくり上げていけるよう努めます」と力強く誓った。

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 きのくに青雲高校
 開校式は同校体育館で行われ、 新入生126人(普通科106人、 情報会計科20人)らが出席。 上野校長は開校を宣言し 「開校の日を迎えられたことは、 大きな喜びであります」 と述べた。 また、 新入生に向けては 「一期生の皆さんは志を高く持ち、 夢を育んでほしい」 と激励した。 続く入学式では普通科の阪田優菜さんが 「きょうの感激を忘れず、 勉学と仕事に励むことを誓います」 と誓った。