信頼される警察職員に 県警初任科10人卒業
和歌山県警察学校(和歌山市木ノ本)で4月27日、4月1日付で採用され、同校で27日間の教養訓練を終えた一般職員初任科第44期生の卒業式が行われ、18~26歳の10人(うち女性5人)が県警職員としての第一歩を踏み出した。
式で卒業証書を授与した田原正士校長は「何事にも前向きに一生懸命取り組み、たくましく信頼される警察職員になって」と激励。山﨑洋平県警本部長は大切にしてもらいたいこととして、「自分が県警察を支えるというつもりで職務にあたる」「相手の立場になって対応する」「努力を続ける」の三つを伝え、「今後の活躍と奮闘を心から期待する」とはなむけの言葉を贈った。
県警本部長賞を受け、かつらぎ署会計課への配属が決まった服部愛弓(あゆみ)主事(20)は「警察官が仕事をするためになくてはならない存在の警察職員の仕事に魅力を感じた」といい、「警察官や県民、町民からいつでも頼られるような職員になりたい」と意気込んでいた。