身近な公園から美しく 太洋工業が清掃活動

太洋工業㈱(細江美則代表、和歌山市有本)は13日、同市有本のせせらぎ公園で、紀の川河川敷の清掃活動を行った。

同社はCSR(企業の社会的責任)による地域のための活動の一環として、「身近な公園からきれいに」と、2008年から清掃を行っている。

今回で13回目となり、社員の約半数の80人程度が参加。参加者は火ばさみとごみ袋などを手に、お菓子やおにぎりの袋などの一般ごみや、ペットボトルやバーベキュー関連のもの、たばこの吸い殻などを拾い集めていった。

総務部総務課の崎山千晴主任(48)は「みんなで一緒に部署を問わず気軽に交流できるのがいい。これからもさまざまな活動に取り組んでいきたい」と笑顔。

毎回清掃に参加しているという奥野順司さん(50)は、「地域で使う公園なので、常にきれいであってほしい。みんなできれいにして、これからも使用したい。バーベキューのごみが多かったので、マナーを守っていただきたい」と話した。

同社では和歌山大学の「ソーラーカープロジェクト」や「おもしろ科学まつり」、「おどるんや~紀州よさこい祭り~」、「紀州おどりぶんだら節」への協賛や参加など、地域活動への協力を積極的に行っている。

協力してごみを拾う参加者

協力してごみを拾う参加者