紀州ウッドスピーカーの体験会 19~21日
和歌山県産木材を振動板に使用した「紀州ウッドスピーカー」の音楽を試聴する体験会が19~21日の3日間、和歌山市狐島のSOGU CAFE(FOXYテラス2階)で開かれる。
紀州ウッドスピーカーは、白浜町の元会社役員、早出正さんと田辺市の建設会社社長、山本敏雄さんが共同開発した。
コンサートホールで聴く心地良い音を自室で再現することを求め、紙製が一般的なスピーカーの振動板に木材を使うことに挑戦。龍神村産のスギやヒノキなどから削り出した厚さ1・5㍉の薄い板から振動板を切り出し、筒状に曲げて固定することで、楽器と同じような音を醸し出すという。
振動板は材質によって音色が異なり、演奏する音楽のジャンルや楽器に合わせて樹種が違う板に交換することで、音の変化も楽しめる。
体験会では、アナログレコードを使って紀州ウッドスピーカーの音色が試聴でき、開発者の早出さんが3日間とも在廊する。
午前9時(初日は正午)から午後6時まで。予約不要、参加無料(SOGU CAFEでの飲食が必要)。問い合わせは早出さん(℡080・3442・4285)。