室内の熱中症対策 コムラなど日よけ寄贈
住宅設備機器企業の㈱LIXIL(東京都)と同社販売代理店の㈱コムラ(和歌山市西浜)は、海南市立みらい子ども園(同市日方)に外付け日よけ17台を寄贈した。5月30日、同園で贈呈式が行われた。
LIXILが2018年から行っている、地球温暖化の緩和につながる断熱窓などのエコ商品を普及させ、子どもたちを室内熱中症から守る活動「ECOシェアプロジェクト」の一環で実施。
取り付け工事は同プロジェクトに賛同するコムラが行う。設置する日よけは2㍍×3㍍と2㍍×2㍍の2種類計17台。太陽熱を84%カットできるといい、室内の熱中症を予防する効果が期待できる。
贈呈式には、LIXIL大阪支社の永徳秀嗣支社長、曽我部俊輔和歌山営業所長、コムラの小村哲也代表取締役、神出政巳海南市長らが出席。永徳支社長は「住宅業界は地場産業だと思う。地域の人のためにわれわれに何ができるかを考えた。子どもたちに暑くなった環境でも快適に過ごしてもらいたい」とあいさつし、神出市長に目録を手渡した。
神出市長は「将来を担う子どもたちが安心安全に活動できるよう、熱中症対策として有効に活用させていただきます」と述べ、永徳支社長と小村代表に感謝状を手渡した。
また、5歳児約60人から「ありがとうございます。大切に使わせていただきます」とお礼の言葉と歌、手作り花束のプレゼントがあった。