第九合唱団について紹介 西岡さんが講座
障害のある人の生涯学習事業に取り組む、麦の郷ゆめ・やりたいこと実現センター(和歌山県紀の川市粉河)は21日午後5時半から、同センターがある粉河山﨑邸の大広間で講座「第九合唱団について」を開く。
同センターが主催する、障害のある人の夢ややりたいことをもとに、一緒に計画して開く「やりたいこと講座」の一環。
講師は、ベートーベンの交響曲第9番(第九)を和歌山で50年以上歌い続けている「県第九合唱団」で事務局長を務める西岡敦子さん。
西岡さんは生まれた時から全盲で、20歳の時にベートーベンの第九合唱に魅了されたといい、「ずっと歌い続け、歌と生活してきて今思っていることをお話しさせていただきます」と話している。
また、同センターは「西岡さんの前向きな生き方を皆さんにお伝えしたくて、西岡さんと一緒にこの講座を企画しました。たくさんの元気や勇気をもらえる内容のお話です」と参加を呼びかけている。
参加無料。定員10人。Zoom(ズーム)でも参加できる。申し込みは19日締め切り。
申し込みや問い合わせは同センターの尾方さん(℡0736・60・8233、メール)。