日本拳法の全国大会で3位  田中志進さん

このほど開かれた「日本拳法全国少年大会第4回個人戦」で、和歌山クラブ(山下耕司代表)から出場した田中志進さんが、中学3年生男子の部で34人中3位の成績を収めた。

1試合目には、昨年の中学2年生男子の部の優勝者と対戦。最も印象に残っている試合だと話し、「得意な胴への回し蹴りが決まった。最初に攻められたが、左の面が決まってからは相手が攻めてこなくなり、試合を優位に進められた」と振り返った。

田中さんは、小学4年生から同クラブに通い、小学1年生から中学1年生までは、キックボクシングにも励んだ。得意の回し蹴りには、この経験が生きているという。中学1年生からは東和中学校の柔道部にも所属しており、昨年は県で3位、和歌山市で1位の成績を収めている。

5月21日に京都市伏見区の京都府立伏見港公園総合体育館で行われた「第23回日本拳法京都府民大会」では、中学3年生男子の部で優勝。9月17日に大阪市港区の丸善インテックアリーナ(大阪市中央体育館)で開かれる、日本拳法総合選手権大会への出場と、上位進出を狙う。

田中さんは全国3位の成績に喜び、「蹴りは対策されやすい。パンチを使い、相手の対策を上回れるように頑張る」と意気込んでいる。

 

全国3位の成績に笑顔の田中さん