海南は打線つながり大勝 粉河が好機生かせず
【2回戦・第1試合】
海南 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 6 | 1 | 9 |
粉河 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
(7回コールド)
〔海〕三木、池田―横山〔粉〕福岡、福井―幅▽三塁打=横山(海)▽二塁打=中前、横山(海)、鯉戸(粉)
7日目の17日には2回戦3試合が行われた。第1試合では海南が粉河に9―2で勝利。粉河は3回に追い付くも、中盤に突き放された。
2回までは、両校ともに先制の好機を生かせずに無得点。3回表に海南は、川口が死球、長坂が左前打で出塁すると、暴投で2死二、三塁となり、遊失と藏道の右適時打で2点を先制した。対する粉河はその裏、2死から野口と保田の連打などで満塁とすると、高木の右適時打と幅の押し出し四球で同点に追い付いた。
4、5回は両校ともに追加点の好機をつくるも、三木と福岡の両エースが踏ん張った。試合が動いたのは6回表。海南は川口、長坂、中前、横山、藏道の5者連続適時打で6得点を挙げた。海南は7回にも長坂の適時打で9点目。粉河は7回裏に無死一、二塁とするも、海南の池田が好救援を披露し、追加点はならなかった。
海南の上地一生監督は3回戦に向けて、「きょうのように、投手を中心にしっかりと守り勝ちたい」と意気込み、粉河の富樫大地監督は「私の指示が甘かった」と話した。