悩み減らす保険充実へ 朝日生命小野執行役員
朝日生命保険相互会社の小野貴裕取締役執行役員と矢野浩臣和歌山支社長がこのほど、和歌山市福町の㈱和歌山新報社を訪問し、地域に根差した企業活動の重要性や、医療、介護分野をはじめとする国民の悩みを軽減する保険の充実への意欲などを語った。
同社は1888年3月に帝国生命として創業し、1947年7月の改組で現在の社名となった。明治期から日本の生命保険大手の一角を占め、多様な社会貢献、文化支援活動にも取り組んでいる。
小野氏は、同社が経営理念に「まごころの奉仕」を掲げ、少子高齢化社会の進展でますます重要性を増している医療、介護分野の保険事業に早くから取り組んできたことを紹介。「医療、介護に苦労されている方は多い。少しでも悩みを減らせるよう、お役に立つ提案をしていきたい」と述べた。
さらに、インターネットを通じて比較的安価な保険商品の販売が増えている業界の現状に対し、地域の契約者との関係を大切にし、契約後のフォローにも従来以上に力を入れていることを強調。「お客さまに喜んでいただくことが新たな顧客の獲得にもつながる。保険に入って良かったと思っていただけるよう、営業面以上に社員の教育が大事だと思っている」と話した。