障害児と家族を招待、募集中 11月23日AW

和歌山県白浜町のテーマパーク「アドベンチャーワールド(AW)」は11月23日、障害のある子どもとその家族を貸切の同施設に招待する取り組み「ドリームデイ・アット・ザ・ズー2023」を開催する。9月15日まで参加者を募集している。

1996年にオランダのロッテルダム動物園が小児がんの子どもとその家族を招待したことから始まり、世界40カ国以上で展開されている国際的なプログラム「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」の取り組み。

AWでは17年から実施し、20年はコロナ禍の影響で中止となったが、今回で6回目を迎える。AWの運営会社の㈱アワーズと、賛同する企業、団体による実行委員会が主催。

対象は18歳以下の障害のある子どもとその家族で、1000組4000人を募集する。イルカ・クジラのパフォーマンス「マリンライブ『Smiles』」を観覧し、サファリワールドを巡り、動物たちとのふれあい体験などを楽しむ。協賛、支援の企業・団体によるイベントやブース出展もある。

申し込みは、ウェブ(15日午後5時まで)または郵送(15日の消印有効)で受け付ける。ウェブは公式ホームページ内の応募フォームから。郵送は、同ホームページから応募用紙をダウンロードして記入し、和歌山ドリデイ2023実行委員会(〒649―2201白浜町2399アドベンチャーワールド内)宛てに送る。応募多数の場合は抽選。結果は9月末までにメールかはがきで通知する。