リーグ最終節も勝利 アルテリーヴォ

アルテリーヴォ和歌山(関西サッカーリーグ1部)は18日、今季リーグ最終戦の第14節、橿原公苑陸上競技場(奈良県橿原市)で飛鳥フットボールクラブと対戦し、1―0で勝利した。すでにリーグ2連覇を決めていたアルテリーヴォは、9勝1敗4分の勝ち点31、2位に6㌽差の成績となった。

飛鳥FC戦のアルテリーヴォは前半、攻撃のリズムをつくれない中でも失点は許さず、両チーム無得点で折り返した。後半は積極的な選手交代で厚みのある攻撃を展開すると、38分、MF関知哉選手の左コーナーキックにゴール前のDF山田大地選手が頭で合わせて決勝ゴールを奪った。

山田選手は「リーグ戦の最後にサポーターの方々と勝利を一緒に喜べて最高だった。これから10月、11月と大事な試合が続く。去年の悔しい思いを忘れずに、これからの国体、全社(全国社会人サッカー選手権大会)、地決(全国地域チャンピオンズリーグ)に挑む。サポーターの方々と一緒に闘いたい」と話した。

アルテリーヴォの次の公式戦は、関西リーグ1部、2部の16チームと関西クラブユースサッカー連盟所属2チームの計18チームによる大会「アストエンジカップ」のグループリーグ第1戦。10月7日午前11時から、アクアパルコ洛西(京都府長岡京市)でAS.Laranja Kyotoと対戦する。

同カップの他、国体(県成年男子チームとして出場)、全社、JFL(日本フットボールリーグ)昇格が懸かる地決への挑戦が続く。