中山さん2年連続最優秀 熊野牛子牛進会
和歌山県特産の高級和牛「熊野牛」の生産技術向上などを目的に開催している2023年度熊野牛子牛共進会で、紀の川市の中山庄司さんが生産した「久之姫(ひさのひめ)」号が去勢牛の部で最優秀賞(県知事賞)に選ばれた。中山さんは2年連続の最優秀賞受賞。雌牛の部は、かつらぎ町の飼原悠希さんが生産した「のるるん」号が最優秀賞(公益社団法人全国和牛登録協会会長賞)となった。
共進会は熊野牛産地化推進協議会が主催し、本年度は26日、田辺市秋津町の県熊野牛子牛市場で開催。去勢牛の部に19頭、雌牛の部に18頭の出品があり、体高、体長、胸囲などの測定値と被毛の質、体のバランスなどを総合的に評価した。
その他の入賞者は次の通り。
【去勢牛の部】優秀賞二席(県農業共済組合長賞)=美津桜(みつざくら)号(尾﨑春己、白浜町)▽優秀賞三席(県家畜改良協会会長賞)=銀杏(ぎんなん)号(見瀨輝良子、串本町)
【雌牛の部】優秀賞二席(県農業協同組合連合会理事長賞)=あやな号(中山庄司、紀の川市)▽優秀賞三席(公益社団法人畜産協会わかやま会長賞)=りょうま号(野嶋良平、和歌山市)