県人権の花写真コンテスト 入賞校決まる

和歌山県人権啓発活動ネットワーク協議会が主催する「第41回県小学校人権の花運動」写真コンテストで、本紙エリアで和歌山市の新南小、有功東小、海南市の加茂川小が最優秀賞に選ばれた。(画像は和歌山地方法務局提供)

同協議会では、チューリップの球根とプランターを県内の全小学校、義務教育学校、特別支援学校に配布。児童が協力してチューリップを人権の花として育てるとともに情操をより豊かなものにしようと実施している。花と児童を一緒に撮影した写真が対象で、子どもたちの表情や咲き具合なども評価の決め手となる。

ことしは県内110校から応募があり、最優秀賞10校、優秀賞40校、奨励賞60校が決まった。

新南小では昨年11月ごろに球根を植え、環境委員が中心となって育てた。休憩時間に水をやり、雑草を抜くなどして、離任式や卒業式に向け、きれいな花を咲かせることを目標に取り組んだ。

有功東小では栽培委員が朝や帰りの時間に水やりを担当。パンジーやビオラなどをプランターで育て、色鮮やかな花を咲かせた。設置場所は、入学式には桜が背景となり、新入生の撮影スポットになっていたという。

加茂川小では、環境委員の児童が担当。同校では卒業式の会場を花を飾るのが慣例となっており、チューリップとパンジーなどで華やかに6年生を送り出した後、入学式でも彩り豊かに新入生を迎えた。

この他、本紙エリアでは、和歌山市の芦原、今福、海南市の黒江、大野、亀川、巽、紀美野町の小川、紀の川市の田中、竜門、上名手、麻生津、丸栖、岩出市の中央が優秀賞に選ばれた。

新南小学校

新南小学校

有功東小学校

有功東小学校

加茂川小学校

加茂川小学校